任意売却 - 株式会社FRH

住宅ローンの支払いが難しくなった場合、金融機関（債権者）の許可を得てその物件を売却する方法です。競売や自己破産とは異なり、あくまでも任意での売却となるため、通常の不動産売買と同様の手続きで進めることができます。

任意売却のメリット
●相場に近い価格で売却できる
●近隣住民に知られずに売却できる
●残債を分割で返済することができる

FLOW 任意売却の流れ

査定依頼

不動産会社に物件の査定を依頼し、適正な資産価値（査定価格）を確認します。複数の不動産会社に依頼するのがおすすめです。
債権者への確認

金融機関などの債権者に相談し、売却価格の確認も含めて任意売却を行うことの了承を得ます。
売却活動

通常の不動産売買と同様、売り出し価格を決定したうえで物件の紹介・販促、条件交渉などを行います。ご自宅に住みながらの売却活動となることが多いため、内覧希望者への対応などではスムーズな対応を心がけましょう。
条件交渉

購入希望者が現れたら、価格や引渡しの時期、付帯設備などについて条件交渉を行います。
売買契約

お互いの合意に基づいて不動産売買契約を結び、買主から手付金を受け取ります。不動産会社より必要な書類などの説明を受け、準備を進めましょう。
決済・引渡し

買主から手付金を引いた残金を受け取ったら、不動産会社に仲介手数料を支払って決済完了です。ローンの残債がある場合は、その返済も行いましょう。買主に鍵や各種書類を渡して、物件の引渡しも完了となります。
住宅ローン残債への対応

任意売却後は、住宅ローンの残債を返済していく必要があります。一般的には月5,000～30,000円程度の返済となることが多く、債権者側から無理な返済を要求されることは少ないといわれています。